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『ザ・ゴール2 思考プロセス研修』FAQ

Published on 26/11/2023 12:43
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研修実施方法

本研修は、映画試写会のように上映日を決めて実施するものでしょうか?

いいえ。動画形式ですので、御社の都合に応じて好きなように研修をアレンジしていただく事ができます。視聴回数に制限もなく、同一社内であればIDの貸し出しもOKです。

例えば、映画は事前宿題で各自ご覧いただき、後半のワークショップを集合形式(オンラインでも可能)を実施するなどのカスタマイズが可能です。

一定人数以上の研修実施される場合、YWTMの無料サポートも行っております。ぜひお気軽にご相談ください。

研修運用についてサポートがありますか?

本研修の運用は極めてシンプルですので、すべて御社スタッフで運営いただける設計にようになっております。基本的なアクションは下記の通りです

1)研修動画を画面に映す
2)「学びのノート」を配る
 (対面で実施の場合は印刷配布がおすすめ・オンライン研修はPDF配布)
3)研修最後にYWTM(振り返りディスカッション)を実施する

*YWTMのファシリテーションがご不安であれば、弊社のエキスパートがオンラインでサポートいたします(基本無料)。ご依頼の際は、候補日時を予め2,3お知らせください。

受講人数に制限はありますか?

受講人数の制限はございません。集合研修での上映、オンライン研修での配信など視聴人数に制限なくご利用いただけます。

また1年間のご利用期間内の再生回数にも制限はありません。
ただし同一の研修IDで、同時に複数人がログイン/視聴することはできませんので、ご注意ください。

研修は何時間(何日?)を想定されているものですか?

【アニメ映画(1時間45分)】
【解説動画(2時間)】

ですので、動画視聴だけで約4時間となります。ワークを入れておおよそ半日とお考えください。

実施形式は、企業によって、お好きなようにカスタマイズして実施いただけます。

例えば、前半・後半で別日を設定したり、手を動かすワークの部分に時間をかけて、1日研修として実施することもできます。

Goldrattで日時を決めて一斉に集合研修を実施する形式ではございませんのでご注意ください。

詳しくは『ザ・ゴール2思考プロセス』研修HPをご案内ください。
https://www.goldrattchannel.net/g2

内容

どれぐらいの年齢層に向いている内容ですか? 新入社員から、ベテランまで年齢や階層/役職を気にせずに受講いただけます。

問題を整理する思考ツールですので、適用する課題によってそれぞれ学びが得られます。

実際に「思考プロセス」はCEOの経営戦略上の問題解決から、非営利団体のマネジメント、学校など、様々なシーンで広く使われています。

「ザ・ゴール1」と「ザ・ゴール2 思考プロセス」で学ぶ順番がありますか? 「ザ・ゴール2」の研修からスタートしても問題ないでしょうか?

『ザ・ゴール2』研修からでも問題ありません。

ただし「ザ・ゴール2 思考プロセス」の効果を十分に発揮させるには「ザ・ゴール(1)」で説明される制約(ボトルネック)に集中して滞留を改善する考え方や「5つの集中ステップ( The Five Focusing Steps)」の考え方を理解していただいたほうが、より効果を発揮しやすくなるため、必要に応じて「ザ・ゴール」の全体ストーリーを理解するために『ザ・ゴール1』のコミック版などを読むのがおすすめです。

全部の思考プロセスのツールを理解するのが難しそうだがどうすれば良いですか?

1回ですべての思考ツールを理解しようとせず、研修後に興味のあるツールをピックアップして1つずつ使いこなせるように練習いただくのがおすすめです。

また取り組みたい課題に応じて

・ブランチを使う
・クラウドを使う

など興味のあるものから取り組んでみるのもおすすめです。

自分が解きたい問題に合わせて、「ザ・ゴール1」「ザ・ゴール2」の両方を活用することで様々な問題解決に役立てることができます。

「クラウド」や「ネガティブブランチ」などをどう使い分けてよいか分からない。

研修内で丁寧に解説しておりますので、それをベースにトレーニングを積み重ねることをお勧めます。最も大事なことは「問題を正しく定義する」ことで、その定義した問題に従って適切なツールを選択します。

クリティカルチェーン(CCPM)の研修もリリースされますか?

クリティカルチェーンは当面の間、映画化の予定はございませんので、書籍をぜひご活用ください。

最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント

映画にあったように、プライベート(家庭内など)でまず試してみるという事で興味が湧きました。

「思考プロセス」は因果関係をベースにした、極めてシンプルかつ汎用的な問題解決手法ですので、テーマを問いません。プライベートで使い方に慣れることにより、ビジネスでもそのまま応用可能ですし、逆もしかりです。使いこなせば使いこなすほど、応用範囲が広がりますので、ぜひご活用ください。

ロジックツリーをベースとした問題解決との使い分けはありますか?

「思考プロセス」の特徴は、原因と結果の関係をベースに問題の構造を考察していく点にあります。特に、様々なステークホルダーが関わる組織の問題を解決する際には、大きな
アドバンテージがあります。ロジックツリー型の問題解決手法とは一部補完関係にあります。

「思考プロセス」の因果関係による問題解決が特に有意な領域は何ですか?ロジックツリー型問題解決との違いは?

思考プロセスは、組織や問題構造を「システム」として捉え、それぞれの事象の因果関係を明らかにしていきます。組織内の問題解決は、ついつい「誰それが悪い」という”人のせい”になりがちですが、組織を悪くしようと思って行動している人は通常はいません。多くの人の思惑が複雑に影響し合う中で、結果として「問題」が発生している構造そのものを捉え、それぞれの人がそういう意思決定をさせるを得なかった構造的を解消することで問題を解決します。

一見すると難しそうですが、練習を重ねることで使いこなせるようになります。

どれぐらい練習(トレーニング)すれば使いこなせるようになりますか?

思考プロセスを「自転車に乗れる/乗れない」といった”0か1”で捉えるのではなく、楽器やスポーツのように、どんどんレベルアップし続けるものと捉えると、イメージしやすいかと思います。

習った初日から手ごたえがあって楽しめる内容ですが、上級者レベルで使いこなせるようになるには練習(トレーニング)が必要です。

具体的には、解説編「15の問い」を繰り返し見て、まず「自分に使えそうだ」と思う1つのツールにフォーカスして訓練します。

そしてある程度、そのツーつを使えるようになることで、ほかのツールも徐々に使いこなせるようになっていきます。練習に終わりはありませんが、トレーニングを重ねるほど、より各ツールを正確に使いこなせるようになり、スピードもアップします。

またツールの訓練を一つずつ行う際に、そのゴールを明確にすることも重要です。

例えば「クラウド」を練習する際に「クラウド」自体を作ることを目的とせず、そのツールで解消したいことや、目標を明確にして取り組んで「クラウド」を書いたことでそれが解決できたかどうか振り返ります。その際に、研修でも解説されている「YWTM」を活用することで、トレーニング課題が明確になります。

個人的に「思考プロセス」に興味を持っており、社内に拡げようとしているが、あまり興味を持ってもらえず苦労しています。そのような状況に役に立ちますか?

映画を見てワークしてもらうことで、最終的に目の前のワークが、どんなアウトプットにつながるかイメージしやすくなるため、モチベーションが上がりやすくなります。

また共通言語が出来るため、思考プロセスのワークを実施する際も、参加者から「つながってないよね」「足りてないよね」という声が自然に出てくるようになります。

研修を受講して、実際にCRTでUDEを整理するときにカオスな状況にならないようにするためにはどうすればよいでしょうか?

UDEを出すときは時間をかけないで、5分くらい考えて20個くらいを出すのがコツです。重要なUDEは比較的すぐに出てくるからです。逆に時間をかけすぎることで、数は出てきても、本当に肝心なUDEが埋もれてしまうことも起きます。本研修ご購入者は「お悩み解消コンシェルジュ」を通じて、適宜ご相談いただくことができます。

このような思考方法の社内研修を実施すると「特に新しくない」という受けとめ方をして、学ぼうとしない方が一定数います。このような方に、どうアプローチすれば効果的でしょうか?

思考法という「手段」を押し売りするのではなく、実際の相手の困りごとを聞いて、思考プロセスをつかって「こういうことですか?」と整理してあげると相手も興味を持っていただきやすくなります。

下記番組もご参照ください。

「TOC 5つの集中ステップ〜「常識」を使わないと変革は危ういものになるのはなぜ?(マネジメントの公式)」
https://youtu.be/5i7x83y4Ibo?si=v4igLGW5jGGyrgDA


「ザ・ゴール1」研修についてのFAQ