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0-はじめにお読みください

Published on 18/07/2023 15:41
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JIPADを利用するにあたり以下の注意点があります。
守っていただかないとシステムが正常に動作せず、大切なデータが破損する恐れがありますのでご注意ください。

JIPAD Local & Internal

f1ddc47c-08c9-11ee-b176-064017533d40.png?ref=thumb 1.原則、1施設-1ICU-1台、で運用(それ以外の構成は相談)

各施設運用するPCを1台に限定していただく必要があります。
JIPADをネットワークハードディスク
(リモートハードディスク、共有ハードディスク、NASとも呼ばれるもの、下記「2」にも記載)上に配置して複数台のPCで運用することは厳禁します。
どうしても複数台PCでの運用が必要な場合は、サポートデスクにご相談下さい。
1施設に2つ以上のICUがある場合など、原則以外の環境で運用する場合もご相談下さい。
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f1ddc47c-08c9-11ee-b176-064017533d40.png?ref=thumb2.ネットワークハードディスク設置は厳禁(リモートハードディスク、共有ハードディスク、NASとも呼ばれます)

FIlemaker Pro の仕様上、ご利用になれません。想定外のトラブルの原因となりますのでおやめください。

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f1ddc47c-08c9-11ee-b176-064017533d40.png?ref=thumb3.外部バックアップ必須

パソコンの故障、HDD、SSDの寿命などの万が一のために
定期的に外部バックアップを実行してください。
Home Menu画面の「バックアップ」または「設定」ボタンから設定が可能です。

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f1ddc47c-08c9-11ee-b176-064017533d40.png?ref=thumb4.施設管理者を削除しない

2023年11月現在最新バージョン(Ver3.5.2)では削除退職休職はできないようになっていますが
古いバージョンでは下記に注意が必要です。

ユーザー管理で、ユーザー番号1番の職員の情報を
1.削除
2.退職
3.休職
にしないでください。これらを実行しますとシステムがストップしてしまいます。
 
①施設管理者 ②ドクター ③クラーク
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名簿のトップ「1番」のユーザーはシステムに必要です。削除したり、退職・休職にしたりしてはいけません。(実際に退職、異動される場合はユーザ登録の説明をごらん下さい。)

5. JIPAD Internalについて

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JIPAD Internalはインターネットに接続されない電子カルテネットワーク内での使用を想定しております。
セキュアかつ収集項目の自動入力機能をもつアプリケーションでスムースなデータの入力サポートを提供します。
ただしJIPAD Localは導入必須ですが、JIPAD Internalは導入必須の機能ではありません。
詳細はこちらからご覧ください。

6. クエリ制度とは

JIPADではデータの精度を保つためにクエリ制度(query system)を実施しています。
クエリとは問い合わせを意味する英語です。JIPADではデータ登録を開始するにあたって各施設の担当責任者(JIPAD入力に関わる責任医師)にこのクエリ制度を受審していただきます。受審にあたってはまずJIPADワーキンググループの担当医師より案内を差し上げますのでその指示に従ってください。この間、データは10症例ずつしかアップロードできません。その10症例について審査を行い、その都度修正をお願いします。10例全てが問題なくアップロードされたと確認されましたらこの制限は解除され以後は自由に症例のアップロードができるようになります。クエリ制度をクリアしたあとは年に数回、無作為に選んだ10症例についてチェックさせていただきコメントしますので、ご対応をお願いします。

なお担当責任医師が交代される時はクエリ制度を再受審していただきます。前もってしっかりと申し送りいただければ問題なく通過いただけると思いますのでよろしくお願いします。JIPADは臨床研究のために集積するデータベースです、医事課や医療クラークの方々の協力は大歓迎ですが、最終的なデータに関する責任は責任医師の先生にお任せすることになります。どうかご理解いただき、長続きするシステムの構築をお願いします。

クエリについてはこちら(症例登録に関するFQAのQ6)もご覧ください。