LIVEで目標すべき数値
Published on 22/03/2026 20:26
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【基本目標】
- 目標売上: 100,000円
- 想定客単価: 2,000円
- 必達受注件数: 50件
■ 1. 各項目の定義(ライブコマース用語)
目標数値の前提となる各指標の意味です。どの数字が「どの行動」を表しているかを把握しておきましょう。
| 項目名 | 読み方・意味 | ライブ中の具体的なアクション・状態 |
|---|---|---|
| imp (インプレッション) |
表示回数 | おすすめフィード等で、視聴者のスマホ画面にライブ配信が表示された回数。 |
| Views (ビュー数) |
視聴数(入室者数) | 配信が表示された後、実際にタップしてライブに入室した人の数。 |
| TTR (タップスルーレート) |
入室率 (Views ÷ imp) |
表示された人のうち、ライブに入ってきた人の割合。「サムネイルや初見の見栄え」が良いと上がります。 |
| CTR (クリックレート) |
カゴ開け率 (商品クリック ÷ Views) |
視聴者のうち、商品カゴ(商品詳細)を開いた人の割合。「商品の魅力づけ」や「カゴへの誘導」が上手いと上がります。 |
| CTOR (クリックスルートゥオーダー) |
購入率 (受注件数 ÷ 商品クリック) |
カゴを開いた人のうち、実際に決済まで完了した人の割合。「限定感」や「今買う理由」の提示でカゴ落ちを防ぐと上がります。 |
■ 2. インプレッション(imp)を爆発させるアルゴリズム攻略
おすすめフィードに乗り、視聴者の母数を劇的に増やす(impを伸ばす)ためには、開始直後から以下の指標を高く保ち、「良質な配信」としてシステムに評価させる必要があります。
| 攻略指標 | 目標値 | 配信中の具体アクション(演者の立ち回り) |
|---|---|---|
| TTR (入室率) | 12.0% 以上 | スワイプしてきた瞬間の「見栄え」が全てです。商品のドアップや、文字の大きいフリップを用意し、まずは手を止めさせて入室させます。 |
| 平均視聴時間 | 1分30秒 以上 | 入室後すぐの離脱を防ぎます。「次の商品も必見です」「あと〇分で限定価格を発表します」と引き伸ばし、滞在時間を稼ぎます。 |
| エンゲージメント | 視聴者の10% | 「〇〇県から見ている人いますか?」「AとBどちらが好きですか?」など、視聴者に画面をタップ・入力(コメントやいいね)させる問いかけを連発します。 |
| 初動の売上スピード | 開始15分で5件 | アルゴリズムは「売れる配信」を優遇します。開始直後に一番の売れ筋を紹介し、一気に売れる波(熱狂感)を作ります。 |
■ 3. imp規模別・売上10万必達KPIマトリクス
視聴者の数(imp)の増減に合わせて、攻め方を切り替えます。インプが少ない時は「丁寧な接客で確実な購入」を狙い、インプが爆発した時は「率の低下を許容し、さばくスピード」を重視して、最終的に「50件の受注」へと着地させます。
| imp規模 (状況) | TTR 目標 (入室率) |
CTR 目標 (カゴ開け率) |
CTOR 目標 (購入率) |
配信中のアクションの焦点 |
|---|---|---|---|---|
| 3万〜5万 imp (初期・コア層) |
15.0% | 20.0% | 5.0% | 【取りこぼし厳禁・接客モード】 新規流入が少ないため、今いる視聴者を逃さないことが最優先です。1人1人のコメントに丁寧に答え、圧倒的な熱量で確実なコンバージョンを狙います。 |
| 5万〜10万 imp (伸び始め) |
12.0% | 18.0% | 4.5% | 【商品訴求強化モード】 新規が増え始めます。初見の視聴者に向けて、商品紹介の頻度を上げ、「なぜ今この商品が売れているのか」を繰り返し伝えます。 |
| 10万〜20万 imp (大規模ヒット) |
8.0% | 15.0% | 4.0% | 【導線案内・トラフィック処理モード】 おすすめからの流入が急増します。「左下のカゴから買えます」という物理的な指差し案内を、3分に1回のハイペースで徹底します。 |
| 20万 imp以上 (メガヒット) |
5.0% | 10.0% | 3.0% | 【お祭り実況・バンドワゴンモード】 興味の薄い層も大量に混ざるため、各率が下がるのは自然です。焦らず、「今売れてます!」「〇〇さん購入ありがとうございます!」と実況し、みんなが買っている空気感を演出して衝動買いを誘発します。 |
■ 4. 配信中の鉄則(演者マインドセット)
- インプが増えれば「率」は下がる(焦らない)
視聴者数(分母)が急増すれば、CTRやCTORのパーセンテージが下がるのは当然の現象です。数字が落ちても焦らず、「母数が増えているからカゴへの案内回数を増やす」という物理的な行動にシフトしてください。 - 「買い方」の物理的な誘導を徹底する
初見の視聴者は、商品が欲しくても「どこから買えばいいか」分かっていません。画面の左下(カゴの位置)を指差し、「ここをタップして決済に進んでください」という具体的なアクション指示を定期的に挟み込んでください。 - 「今買うべき理由」を常にアナウンスする
ライブコマースの最大の武器は「今、この瞬間の熱量」です。「今なら在庫あります」「限定価格はあと少しで終了します」「決済が進んでいる方は急いでください」など、限定感と焦燥感を煽り、後回し(カゴ落ち)を徹底的に防いでください。