リーンキャンバス(宅配弁当サービス)

Published on 30/05/2020 19:37
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リーンキャンバスの例

「高齢者や一人暮らしの会社員、育児で忙しい主婦層をターゲットにした宅配弁当」というビジネスモデルをリーンキャンバスで表すと以下のようになります。

顧客セグメント

この場合の顧客セグメントは「60代以上の高齢者」、「自炊するのが難しい20代の会社員男性」、「20~30代で育児中の主婦」などが考えられます。

課題(代替品)

顧客が抱えている課題としては「高齢で体が思うように動かず、買い物や料理もままならない」、「仕事や育児で忙しくて料理をしている暇がない」、「高齢者なので糖分や塩分、たんぱく質を制限しなければならない」などが考えられます。既存の代替品は、同業他社の宅配弁当がこれに該当します。

独自の価値提案

例えば自社が別の事業で飲食のノウハウを積んでいた場合、「多彩なメニューで顧客を飽きさせない」、「料理の味付けを工夫し、糖分や塩分を制限した食事でも美味しく食べられる」などの強みがあると考えられます。

ソリューション

顧客が抱えている課題の解決策としては「宅配弁当を冷凍、または冷蔵で届け、好きな時にレンジで温めて食べられるようにする」、「一般の宅配弁当とは別に糖分や塩分を制限した制限食のコースを設ける」などがあげられます。

チャネル

コミュニケーションチャネルとしては、新聞広告や折込チラシ、リスティング広告、FacebookやTwitter、Instagramなどの口コミなどが考えられます。

収益の流れ

宅配弁当の場合、小売店のような1食単位での販売はほぼ行っていないので、顧客の定期購入代金が主な収入になると考えられます。

コスト構造

食材や梱包材など食材原価、人件費、宅配にかかる物流費、広告宣伝費などがあげられます。また、新規に工場を建設する場合は建設費や設備の管理費なども考えなくてはなりません。

主要指標

主要指標としては、会員数や口コミでの評価、配送エリアの拡大率などが考えられます。TwitterやInstagramを利用している場合はフォロワー件数も重要な指標になります。

圧倒的な優位性

「独自の価値提案」であげた多彩なメニューのほか、管理栄養士や調理師など専門家の支持がある、別の事業の顧客がそのまま新事業の顧客になる、などが考えられます。