ZEB認証(リーディングオーナー)
Published on 29/01/2024 17:42
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ZEBリーディング・オーナーの認証を取得
新築予定の本社屋が『ZEB』認証を受けたことに伴い、会社としてもリーディング・オーナーの認証を受けました。※ZEB:Zero Energy Building
ZEBリーディング・オーナーとは
ZEB実証事業の趣旨ならびに、「ZEBロードマップ」の意義に基づき、自らのZEB普及目標やZEB導入計画、ZEB導入実績を一般に公表する先導的建築物のオーナーを、SIIは「ZEBリーディング・オーナー」と定めて認証を行っています。
ZEBの認証レベルは
その省エネ度によりランクがつけられています。
そのレベルは高いほうから
1. 『ZEB』 :創エネ+省エネで、0%以下まで削減
2. Neary ZEB :創エネ+省エネで、25%以下まで削減
3. ZEB Ready :省エネで、50%以下まで削減
4. ZEB Oriented :用途ごとに定められた削減を実現
当社は、最上位の『ZEB』の認証を請けたものです。
このランクの省エネ性能を持つ建物は、岐阜県内では3例目となります。
主な省エネ手法
●もっとも大きな省エネ要素は、冷暖房空調の熱源に地下水を利用する「地熱」空調を採用したことです。地下100m以深まで井戸を掘り、地下水を汲み上げて空調の熱源にします。
地下水は、年間を通じて15℃程度なので、空気を熱源(夏は40℃、冬は10℃)とする空調よりも効果的に熱交換が出来ます。しかし、コストは何倍も掛かります。
●外壁の断熱はもとより、ガラス面も断熱ガスを挟んだ二重ガラスを採用して、外気との断熱を図っています。
●「創エネ」として、太陽光発電パネルを70kW程度設置して、電気エネルギーの供給を行い、商用電力の削減に寄与します。