B03-3強制終了
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JIPAD
JIPAD
Japanese Intensive care PAtient Database
日本ICU患者データベース
強制終了
Version 1.0.0
変更日:2023 年 6 月12 日
ICU 日本集中治療医学会機能評価委員会
JIPAD ワーキンググループ
更新履歴
日付 | Ver. | 更新者 | 変更内容 |
---|---|---|---|
2023/6/12 | 1.0.0 | ICON | 新規作成 |
システムの緊急時の対応について
このマニュアルは、業務で使用されている JIPAD システム(以下 JIPAD)の動作が突然停止して操作を受け付けなくなってしまった状態に陥ったり(フリーズ)、意図しない想定外の動作を繰り返し実行し制御不能になる(暴走)など不具合が起きた場合に、ユーザー側が実行中の JIPAD を強制的に終了せる方法についてのマニュアルです。
なお、以下の方法は、一般的によく知られている方法ですが必ず不具合以前の状態に完全に戻るとは限りません。入力中のデータが消えてしまったりコンピュータの故障につながる恐れがあります。留意してください。
強制終了の方法は、データ消去やコンピュータ故障の可能性が低い順番で記載します。
全て【キーコマンド】と呼ばれるキーボードの【キー】(ボタン)を使用して行います。
目次
Windows OS
操作するにあたって
※必ず以下の方法を実行する時は、アプリケーション、タスクマネージャー、強制終了の画面をアクティブウインドウの状態で(操作したい画面が選択された状態)で行ってください。
マニュアルに記載されている手順通り行ってうまくいかない場合は、操作したい画面がアクティブウインドウになっていないことが原因の一つとして考えられます。以下に、画面をアクティブウインドウにする方法を記載します。
1. マウスで操作したい画面をクリックする。(操作可能な場合)
2. キーボードのキーコマンド【Alt + ESC】キーを同時に押す。
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
(Alt キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
【Alt + ESC】キーを同時に押すと、1回ずつ押すごとに画面が切り替わるので操作したい画面(今回の場合だとタスクマネージャーや FileMaker Pro)の画面が最前面に切り替わるまで押してください。
最前面に切り替わった画面がアクティブ(操作できる状態)です。
3. キーボードのキーコマンド【Alt + Tab】キーを同時に押す。
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
(Alt キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
【Alt + ESC】キーを同時に押した時と基本的には同じ動作になりますが、【Alt + ESC】キーとの違いは【Alt + Tab】キーを押すと現在画面上に開いているものの一覧が表示されキーコマンドを押し続けている間表示されています。表示されている間に操作したい画面(画像の場合はタスクマネージャー)の画面のところまで【Alt + Tab】キーを1回ずつ押して移動して手を離すとその画面が最前面に来てアクティブウインドウになり操作できるようになります。
4. キーボードのキーコマンド【Windows マーク(旗印) + Tab】キーを同時に押す。
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
【Alt + Tab】キーを同時に押した時と基本的には同じ動作になり、いわゆる【Alt + Tab】キーコマンドの上位互換(高機能版)です。【Alt + Tab】キーとの違いは、キーコマンドを押し続ける必要がないこと、マウスでウインドウを選択できるなどの利点があります。現在画面上に開いているものの一覧が表示され操作したい画面(画像の場合はタスクマネージャー)をキーボードの上下左右の方向キーで選択し【Enter】キーを押すとその画面が最前面に来てアクティブウインドウになり操作できるようになります。
実際の終了コマンドについて
Alt + F4 キー
これは、強制終了コマンドではありませんが、JIPAD の動作が突然停止して操作を受け付けなくなってしまった状態(フリーズ)に陥った時、マウス操作ができない時に、まず最初にこの方法を試してください。
この【キーコマンド】は、上の画像のアプリケーション画面(ウインドウ)右端の【閉じる(X)】ボタンをマウスでクリックした時と同じ動作になります。(画像は FileMaker Pro)
下図のように【Alt + F4 】の2つのキーを同時に押してください。
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
(Alt キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
上記の方法で終了できない場合以下に進んでください。
Crl + Alt + Del (強制終了)
最も一般的な強制終了の方法です。
下図のように【Crl + Alt + Del 】の3つのキーを同時に押してください。
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
(Crl と Alt キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード図はイメージです。コンピュータメーカーにより多少キーボード配列が異なることがあります。)
(Crl キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
アプリケーションの強制終了
【Crl + Alt + Del 】の3つのキーを同時に押すと強制終了操作画面(下の画像)の画面になります。
キーボードの【Tab】キーを押して白色の枠線を【タスク マネージャー】に移動させ【Enter】キーを押すかマウスが使用できる状態であればキーボードを使用せずクリック操作も可能です。
【タスク マネージャー】を起動すると、以下の画面になります。
【タスク マネージャー】を起動することが出来たらマウスでの操作が可能です。
【タスク マネージャー】の【プロセス】タブから強制終了させたいアプリケーション(画像は FileMaker Pro)をマウスでクリックし【タスクを終了】ボタンを押すとアプリケーションが強制終了されます。(確認画面が出る時がありますが迷わず強制終了ボタンを押してください。)
Mac OS
操作するにあたって
※必ず以下の方法を実行する時は、アプリケーション、タスクマネージャー、強制終了の画面をアクティブウインドウの状態で(操作したい画面が選択された状態)で行ってください。
マニュアルに記載されている手順通り行ってうまくいかない場合は、操作したい画面がアクティブウインドウになっていないことが原因の一つとして考えられます。以下に、画面をアクティブウインドウにする方法を記載します。
1. マウスで操作したい画面をクリックする。(マウス操作が可能な場合)
2. キーボードのキーコマンド【command + Tab】キーを同時に押す。(操作したいものがアプリケーションの場合)
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード画像はイメージです。製造の年代により多少キーボード配列が異なることがあります。)
(command キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード画像はイメージです。製造の年代により多少キーボード配列が異なることがあります。)
(command キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
Windows OS の【Alt + ESC】キーと同様に、【command + Tab】キーを同時に押すと現在画面上に開いているもアプリケーションの一覧が表示されキーコマンドを押し続けている間表示されています。表示されている間に操作したい画面(画像は FileMaker Pro)の画面のところまで【command + Tab】キーを同時に1回ずつ押して移動して手を離すとその画面が最前面に来てアクティブウインドウになり操作できるようになります。
また、同一アプリケーション内で2つ以上のウインドウが開かれている場合は【command + Tab】キーを同時に1回ずつ押して操作したいアプリケーションまで移動し、そのまま下矢印方向キーを押してください。そうすると同一アプリケーション内のどちらのウインドウを開くかを選択する画面になるので上下左右の方向キーで選択し【return】キーを押すと確定されます。(画像は Web ブラウザのウインドウが2つ以上開かれている場合。)
※Mac OS の【強制終了】のウインドウがアクティブウインドウになっていない場合は、後に記載する【option (alt) + command + esc 】の3つのキーを同時に押してください。
実際の終了コマンドについて
command + Q キー
Windows OS と同様に、これは強制終了コマンドではありませんがJIPAD の動作が突然停止して操作を受け付けなくなってしまった状態(フリーズ)に陥った時、マウス操作ができない時に、まず最初にこの方法を試してください。
この【キーコマンド】は、上の画像のように【FileMakerPro >FileMakerPro を終了】ボタンをマウスでクリックした時と同じ動作になります。(画像は FileMaker Pro)
下の画像のように【command + Q 】の2つのキーを同時に押してください。
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード画像はイメージです。製造の年代により多少キーボード配列が異なることがあります。)
(command キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード画像はイメージです。製造の年代により多少キーボード配列が異なることがあります。)
(command キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
上記の方法で終了できない場合以下に進んでください。
option (alt) + command + esc (強制終了)
最も一般的な強制終了の方法です。
下の画像のように【option (alt) + command + esc 】の3つのキーを同時に押してください。
デスクトップコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード画像はイメージです。製造の年代により多少キーボード配列が異なることがあります。)
(option (alt) と command キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
ノートコンピュータ キーボード(一例)
(キーボード画像はイメージです。製造の年代により多少キーボード配列が異なることがあります。)
(command キーは、左右どちらのキーでも有効です。)
アプリケーションの強制終了
【option (alt) + command + esc 】の3つのキーを同時に押すと強制終了操作画面(下の画像)の画面になります。
【アプリケーションの強制終了】の画面から強制終了させたいアプリケーション(画像は FileMaker Pro)をマウスでクリックし【強制終了】のボタンを押してください。または、キーボードの上下左右の方向キーで強制終了させたいアプリケーションを選び【return】キーを押すことで確定され強制終了させることができます。(確認画面が出ますが迷わず強制終了ボタンを押してください。)
その他の方法
代表的なものを記載します。(Windows OS、Mac OS 共通です。)
以下の方法は、【Crl + Alt + Del 】または【option (alt) + command + esc 】が動作しない場合の最終方法です。
(あまり推奨しません。)
【デスクトップコンピュータ/ノートコンピュータ共通】
コンピュータの起動電源を入れる【電源ボタン】を10秒以上長押ししてください。長押しすると強制的に電源が切れて終了されるので終了された後、少し間をおいて再度電源を入れて起動させてください。
【デスクトップコンピュータのみ対応】
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コンピュータの【リセットボタン】を押してください。ただし、コンピュータの機種やメーカーによりリセットボタンがない機種も存在するのでご注意ください。Mac OSには、リセットボタンはありません。
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コンセントに接続されている電源コードを抜いて強制的に電源を切ってください。その後、少し間をおいて再度電源を入れて起動させてください。
【ノートコンピュータのみ対応】
- コンセントに接続されている電源コードを抜いて、さらにバッテリーが無くなり電池切れになるのをお待ちください。
Japanese Intensive care PAtient Database