帯域使用率監視の設定方法
Published on 01/09/2022 15:45
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概要
ポートに対する帯域使用率監視の設定方法を記載します
帯域使用率監視は、下記 SNMP を実装している装置を対象とします。
・ifHighSpeed ・ifHCInOctets ・ifHCOutOctets
各 Index(ポート)に対して、以下の計算式で算出します。(小数点以下は切り捨て)
帯域使用率[%] =(通信量× 8 × 100) / (ifHighSpeed × 100 万 × 監視間隔[秒])
通 信 量:ifHCInOctets の増分値 と ifHCOutOctets の増分値 の多い方
増 分 値:今回の MIB 値 - 前回の監視成功時における MIB 値
監視間隔:前回の監視成功時からの経過秒数
1.手動設定
手動で帯域監視設定を行う方法を記載します。
①AN-ManagerStationへログインします
②画面上部の「監視設定」-「パフォーマンス」タブを選択します。
③「帯域使用率監視の登録」を押下します
④一般タブで設定値を入力します。
⑤しきい値の監視を行う際には「ON」を選択し、詳細設定を行います。
しきい値の監視が不要な際には「OFF」を選択し、監視対象の選択に移ります。
⑥異常及び回復と判定する%を指定します。
⑦正常⇒異常等の場合にアラーム発生の有無、アラームの重要度とメッセージ、
実行するアクションを指定します。
⑧監視対象を設定します。
機種:機種設定に登録されている特定の機種すべてに実行します
機器:管理対象機器として設定した機器から指定します。
index:監視対象のポートに対応したMIBのindex値を指定してください。
例)APRESIANPのgi1/0/1 ⇒ ifindex:1
※snmpwalk等のコマンドにてポート毎のindex値を識別できます。
監視対象を追加する場合には「+追加」を押下してください。
⑨設定完了後、「登録」を押して完了になります。
参考:AN-ManagerStation OperationManualより抜粋