SDカードを読み込むドライブを固定する方法を知りたい
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目的
DTU-1 三要素解析ソフトで SD カードを読み取る際、「ドライブ○に SD カードをセットしてください」というエラーが表示され、運行データが読み取れない場合があります。
この現象を防ぐため、SD カードリーダーのドライブ文字を固定することが可能です。
なぜこの現象が起きるのか
パソコンでは、ドライブ文字の割り当てはシステム起動時に自動で行われます。
通常、フロッピードライブは A または B、ハードディスクや CD-ROM は C 以降の文字が順次割り当てられます。
そのため、例えば SD カードリーダーを E ドライブとして使用していた場合でも、他の USB メモリを接続すると USB メモリが E ドライブとして認識されることがあります。
この状態で SD カードを接続すると、SD カードは別のドライブ文字に割り当てられてしまいます。
運行データを読み取れるようにする方法(Windows 11向け)
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キーボードで Windowsキー + E を押してエクスプローラーを開きます。PCをクリックします。

3.左のメニューから 「PC」を選択します。
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SD カードを認識しているドライブを確認します。

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DTU-1 三要素解析ソフトのシステム設定で設定しているの SD カードドライブを確認します。

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ソフトのシステム設定の SD カードドライブを、実際に認識されているドライブ文字に変更します。

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SD カードの読み取りを実行します。
SD カードを固定するには
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スタートボタンを右クリックし、「コンピュータの管理」を選択します。

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左側のメニューで「記憶域」を展開し、「ディスクの管理」をクリックします。
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SD カードのドライブを選択して、右クリックして 「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。

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「変更」をクリックし、「次のドライブ文字を割り当てる」を選択して希望する文字を入力し、OK をクリックします。
注意:C~J はシステムや他の外部ドライブで使用されることが多いため、J 以降の文字を割り当てると衝突の可能性が低くなります。
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ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなる場合があります。「 続行しますか?」が出てきたら、「はい」をクリックします。
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ドライブ文字が変更されたことを確認します(例:E から P)。

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エクスプローラーでも、変更後のドライブ文字を確認します。

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DTU-1 三要素解析ソフトのシステム設定の SD カードドライブで、固定したドライブ文字に変更します。

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これで、USB を複数接続しても SD カードが常に指定したドライブ文字で認識されるようになります。












