社内SNSツールおすすめ15選(無料あり)目的と比較ポイント、成功事例を紹介

2025年05月28日(水) 社内SNS

 

社内SNSとは、企業内限定で利用できるSNSのことで、社内情報を盛り込んだ自由な投稿やコミュニケーションに活用できます。一般的なSNSのようにタイムライン形式で自由に投稿できる機能やメッセージ機能のほか、業務の効率化につながる機能が多数備わっている点が特徴です。

社内SNSは、ツールによって機能が異なるため、自社に必要な機能を洗い出したうえで選定する必要があります。

本記事では、社内SNSツールの選定に役立てられるように、社内SNSの目的と比較ポイント、おすすめのツール15選を紹介します。また、社内SNSの成功事例も紹介するので、はじめて社内SNSに挑戦する企業さまは、参考にしてみてください。

 

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【一目でわかる】社内SNSツール おすすめ一覧(無料あり)

ツール名 おすすめの人(利用対象者)
NotePM ・情報やノウハウを検索しやすい形で一元管理したい人 ・属人化を防ぎマニュアルを標準化・共有したい人
Talknote ・社員のモチベーションやコンディションを可視化したい人 ・組織改善にHRテック視点を取り入れたい人
SOLANOWA ・紙の社内報からWeb社内報へ移行したい人 ・パート・アルバイトやOBにも公平に情報発信したい人
Microsoft Teams ・Microsoft 365を活用し統合業務基盤を構築したい人 ・チャットや会議、ファイル共有などを1つにまとめたい人
Slack ・プロジェクトを横断的に管理したい人 ・外部ツールと連携して業務を自動化したい人
LINE WORKS ・LINE感覚で使えるツールを求めている人 ・ITに不慣れな現場スタッフとの連携を強化したい人
Chatwork ・メール・電話から脱却し効率的に連絡したい人 ・ITスキルが高くない社員が多い会社
TUNAG ・組織のエンゲージメントを多面的に高めたい人 ・社内制度や理念の浸透を強化したい人
WowTalk ・操作性重視で導入障壁の低いチャットを探している人 ・ChatGPT活用や柔軟な権限管理を望む人
Microsoft Viva Engage ・M365ユーザーでコミュニケーションをさらに活性化したい人 ・リーダー発信やボトムアップの文化醸成をしたい人
kintone ・自社の業務に合わせて手軽に業務システムを開発・改修したい人 ・散在する情報を一元化して業務効率を向上させたい人
Beat Shuffle ・SNS導入から定着・効果測定まで一貫支援を求める人 ・大企業での実績や信頼性を重視する人
gamba! ・日報の活用を通じてチームの連携を高めたい人 ・KPIや活動量を可視化しPDCAを実践したい人
nanoty ・AIで日報を分析し業務改善につなげたい人 ・プロジェクトごとの業務時間を可視化したい人
Qiita:Team ・エンジニアが多い開発チーム ・Markdownでドキュメントを効率よく共有したい人

社内SNSツールの詳細については、こちらで詳しく解説しています。
社内SNSツールおすすめランキング15選

社内SNSとは

社内SNSとは、企業向けにカスタマイズされたSNSで、各拠点や各部署の従業員社員同士が円滑にコミュニケーションを取るためのツールです。

一般的なSNSは、LINEやInstagramなどを指し、インターネットを通じて世界中の人たちとコミュニケーションを取ったり、文章や写真・動画などを投稿して自分を表現したりするためのツールです。

一方、社内SNSは、社内限定で使えるツールで、従業員同士のコミュニケーションを活性化させるとともに、自由な自己表現で交流を促進する目的のために使われます。

社内SNSツールには、LINEやInstagramのように自由な投稿ができる機能を持つツールをはじめ、ChatworkやSlackなどのようにチャットを中心にコミュニケーションが取れるツールなど、さまざまなタイプがあります。ほかにも、営業やエンジニアなど、職種に応じて使い勝手をチューニングした社内SNSも存在します。

社内SNSはメールよりも気軽に情報を発信でき、スピーディーな情報共有と意見交換が可能です。従業員一人ひとりが持つナレッジやノウハウの共有、部署横断型のアイデア検討、そして社員同士の一体感の醸成などにも効果が期待できます。

社内SNSの主な機能

社内SNSには、主に以下の機能が搭載されています。

  • 個人チャット・メッセージ:個別にメッセージをやり取りできる機能
  • グループチャット・メッセージ:部署やプロジェクト単位でファイルをやり取りできる機能
  • ファイル共有:文書や画像、動画などのファイルをチャット内で共有する機能
  • 通知:新しいメッセージや更新情報を知らせる機能
  • メンション:特定のメンバーに直接呼びかける機能
  • スタンプ・リアクション:スタンプを使ってメッセージに対する一次反応を伝えられる機能
  • プレゼンス:ユーザーのオンライン状況を表示する機能

これらのほか、社内SNSに活用するツールのタイプによってさまざまな機能が異なるため、自社に合ったツールタイプを選ぶことが大切です。

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社内SNSの目的と適したツールのタイプ

社内SNSの目的と適したツールのタイプ

 

社内SNSを導入する目的は、大きく3つに分けられます。

  • コミュニケーションの活性化
  • 社内情報・ナレッジの共有
  • 多様な働き方の促進

導入目的に応じて、適切なツールタイプが異なります。ここでは、各目的に合ったツールタイプも紹介するので、自社の目的の明確化とともにタイプを選定する際の参考にしてください。

>関連記事:社内SNS導入の目的は?企業経営に必要な理由とその効果

コミュニケーションの活性化

社内SNSを導入する目的でとくに多いのは、社内コミュニケーションの活性化です。

メールでのコミュニケーションは一対一になりやすく、関係者をccに入れても、自分事として受け入れにくいというデメリットがあります。

社内SNSであれば、グループ参加者全員が発言を閲覧でき、気軽にコミュニケーションを取り合えます。

コミュニケーションの活性化を目的とする場合、リアルタイムかつ複数人でやり取りができるチャット機能が充実したチャットツール型の社内SNSが適しています。

社内情報・ナレッジの共有

社員一人ひとりが持つ情報やナレッジを円滑に共有できれば、業務進行の迅速化や人材育成の効率化が可能です。

しかし、メールや電話といった従来のコミュニケーション方法ではリアルタイムに情報共有がしにくく、伝達までに遅延が発生しやすいデメリットがあります。また、あらためて周知しなければならないケースも多いため、手間もかかるはずです。

社内SNSなら情報やノウハウ、参考資料などを投稿すれば、グループ内の全従業員が閲覧可能です。社内SNS上に情報を蓄積することで、情報共有後に入社した人材も、その情報にアクセスできるようになります。

日々の気づきや重要なナレッジを気軽に共有できる環境を作ることで、全社的な課題の改善につなげることが可能です。

社内情報やナレッジの共有を目的とする場合、情報を蓄積したうえでスムーズに探し出せる強力な検索機能が必要です。そのため「NotePM」や「Qiita:Team」のようなナレッジ共有型の社内SNSが適しています。

>関連記事:ナレッジ共有ツールおすすめ16選を比較(無料あり)|導入メリットや導入事例も紹介

多様な働き方の促進

営業をはじめ外出の多い職種は、ほかの従業員と直接コミュニケーションを取ることが難しい課題があります。また、近年は時短勤務やリモートワークといった多様な働き方が一般化したことで、従業員同士のコミュニケーションの減少による一体感の低下や情報伝達ミスなども起こりがちです。

社内SNSならマルチデバイスに対応しているため、セキュリティを担保しながら社外とのコミュニケーションを密に取ることが可能です。外出先からの利用が多いのであれば、スマートフォンやタブレットなどのモバイルに対応した社内SNSが適しています。

社内SNSツールを選ぶときの比較ポイント

社内SNSツールを選ぶときの比較ポイント

 

社内SNSツールを導入する際は、次の5つのポイントを比較して、自社に合ったサービスを選んでみてください。

  • 目的・費用に合った機能が搭載されているか
  • 従業員にとって使いやすいか
  • ほかのツールと連携できるか
  • セキュリティ性能が高いか
  • 無料トライアルがあるか

自社で一番重視したいポイントを決めておくと、複数のツールの導入で迷ったときの決め手になります。

目的・費用に合った機能が搭載されているか

社内SNSツールを選定する際は、単なるメッセージ機能だけでなく、メンションやリアクションなど、自社のニーズに合った機能が搭載されているか確認が重要です。

社内SNSツールのなかには、ドキュメントや記事の作成、閲覧状況の分析機能を備えたツールも存在します。

そのため、必要な機能を幅広く洗い出し、最適なツールを選びましょう。

従業員にとって使いやすいか

社内SNSツールを選ぶ際は、従業員にとって使いやすいかどうかが重要です。

直感的に操作できるユーザーインターフェースを備えたツールは、従業員の利用率を高めるため、社内のコミュニケーション活性化を促進できます。

とくに、ITリテラシーが高くない従業員が多い場合、シンプルでわかりやすい設計のツールのほうが受け入れやすいでしょう。無料トライアルがあるツールを使ってみて、従業員の反応を確かめてみることをおすすめします。

ほかのツールと連携できるか

社内SNSツールを導入後、定着を図るためには幅広い用途での活用が必要なため、ほかのツールと連携できるかどうかが重要です。

既存のツールと連携させることで、コミュニケーションの活性化だけではなく、情報の一元管理や業務効率の向上が期待できます。

たとえば、社内SNSと従来使用しているチャットツールを連携させると、チャットツールでやり取りしたファイルやナレッジの蓄積が可能です。

このように、拡張性と柔軟性を備えたツールを選ぶことで、幅広い用途に応用できます。

セキュリティ性能が高いか

社内SNSツールでは、大量の社内情報やデータを扱うことから、情報漏洩リスクを考慮して高いセキュリティ性能が求められます。

一般的に、個人向けのツールよりもビジネス向けに設計されているツールのほうがセキュリティ性能が高い傾向にあります。ビジネス向けの社内SNSツールは、データの暗号化やアクセス制限などの基本的なセキュリティ機能を備えているはずです。

そのほか、遠隔操作によるロック機能や最新のサイバーセキュリティ対策など、ツールによってセキュリティ機能が異なるため、チェックしてみましょう。

無料トライアルがあるか

社内SNSツールを導入する際は、無料トライアルを活用して事前に使用感を試すことで、導入後の失敗を防げます。

たとえば「NotePM」は、30日間の無料トライアルを提供しており、実際の業務での使用感や効果を体験することが可能です。

複数のツールで迷う場合は、無料トライアルがあるものを試し、自社に適したツールかどうかを見極めましょう。

社内SNSツールおすすめランキング15選|無料あり

ここでは、おすすめの社内SNSツールを15種類に厳選してご紹介します。

  • NotePM(ノートピーエム)
  • Talknote
  • SOLANOWA
  • Microsoft Teams
  • Slack
  • LINE WORKS
  • Chatwork
  • TUNAG
  • WowTalk
  • Microsoft Viva Engage(旧:Yammer)
  • SKIP
  • Beat Shuffle
  • gamba!
  • nanoty
  • Qiita:Team

NotePM(ノートピーエム)

NotePM引用:NotePM公式サイト

NotePM(ノートピーエム)は、社内のコミュニケーションを活性化させ、同時に貴重なナレッジやノウハウを組織の力に変える、新しい形の社内SNS連携型の情報共有プラットフォームです。単なる情報伝達や気軽なやり取りに留まらず、『知恵が循環し、誰もが情報にアクセスしやすい建設的な対話』を社内に生み出します。

【主な機能一覧】

  • 高機能エディタと豊富なテンプレートによるマニュアル・文書作成
  • ファイル内全文検索 (Word, Excel, PowerPoint, PDF等)
  • フォルダとタグによる情報整理
  • 柔軟なアクセス制限 (ページ・フォルダ単位)
  • 変更履歴の自動記録とバージョン管理
  • ページ閲覧者の確認機能
  • コメント・いいね!機能
  • ファイル共有、動画共有
  • 外部ページ共有機能
  • お知らせ通知機能
  • チャット連携 (Slack, Microsoft Teams, Chatwork, LINE WORKS, Google Chat)
  • API対応
  • マルチデバイス対応 (スマートフォン、タブレット)
  • 活用状況レポート (人気ページランキング、貢献度が高い社員の集計)


【料金体系】

NotePMの料金

【おすすめの人】

  • 社内に点在する情報やノウハウを、検索しやすい形で一元的に蓄積・管理したい人
  • 業務マニュアルの作成・更新・共有の効率を大幅に向上させたいと考えている人
  • 「あの人しか知らない」といった業務の属人化を解消し、組織全体の知識レベルを底上げしたい人
  • 閲覧専用ユーザーにはコストをかけずに、広範囲な情報共有を実現したい人

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Talknote

Talknote
引用:Talknote公式サイト

Talknote(トークノート)は、社内コミュニケーションの活性化を通じて組織の力を最大化することを目的とした情報共有プラットフォームです。

単なるメッセージのやり取りに留まらず、組織や部署ごとのコミュニケーションデータを分析し、組織のコンディションをスコアとして可視化する「組織スコア」機能が大きな特徴です。

【主な機能一覧】

  • ノート機能 (テーマ別情報共有・蓄積、容量無制限)
  • メッセージ機能 (1対1、グループ)
  • タスク管理機能 (内容、期限、担当者設定)
  • 組織スコア機能 (コミュニケーションデータの分析・可視化)
  • アクションリズム解析 (業務意欲低下の分析)
  • オーバーワーク検知機能 (アクセス時間や投稿数から不調や退職意向を検知)
  • 社内プロフィール
  • いいね・スタンプ機能
  • ファイル共有
  • 既読確認機能
  • メール投稿機能
  • 外部ユーザー招待機能

【料金体系】

  • 1ユーザーライセンス:月額1,180円~/1ユーザー
  • エンタープライズプラン:要問い合わせ
  • 初期費用あり

【おすすめの人】

  • 社内のコミュニケーション量や質をデータに基づいて把握し、組織改善に繋げたい人
  • 従業員のエンゲージメントやモチベーションの変化を早期に察知し、プロアクティブな対策を講じたいと考えている人
  • 部署やチームごとの情報共有を効率化しつつ、組織全体のコンディションを良好に保ちたい人
  • チャットツールとしての利便性に加え、HRテックのような組織分析機能に関心がある人

SOLANOWA

SOLANOWA
引用:SOLANOWA公式サイト

SOLANOWA(ソラノワ)は、「社員が会社のファンになる」をコンセプトに開発されたWeb社内報アプリです。

従来の紙媒体の社内報が抱えていた情報伝達のタイムラグや一方通行になりがちなコミュニケーションといった課題を解決します。動画配信、アンケート、コメント機能、いいね機能などを備え、従業員参加型のインタラクティブな情報発信を可能にします。

【主な機能一覧】

  • 記事作成・編集機能
  • 動画配信機能 (YouTube, Vimeo埋め込み)
  • タグ検索、キーワード検索
  • 絵文字スタンプ機能 (オリジナルスタンプも有料で利用可能)
  • アクセス解析機能 (Google Analytics連携可能)
  • 公開タイマー (予約投稿)
  • コメント機能 (記事ごとに有効/無効設定可能)
  • 公開承認フロー
  • プッシュ通知機能
  • 閲覧制限機能 (役職別、部署別など)
  • 文書管理機能 (PDF, Officeファイル共有)
  • 多言語対応 (WOVN.io連携で最大45言語へ自動翻訳)
  • シングルサインオン (SAML2.0対応)
  • 専用スマートフォンアプリ

【料金体系】

  • 要問い合わせ

【おすすめの人】

  • 紙の社内報からWeb社内報へ移行し、よりタイムリーで双方向な情報発信を実現したい人
  • 全関係者に対し、公平かつ効果的に情報を届けたいと考えている人
  • デザイン性の高い社内報コンテンツを通じて、企業理念の浸透や従業員エンゲージメントの向上を目指したい人
  • 多言語対応が必要なグローバル企業で、全従業員に向けた統一された情報発信基盤を求めている人

Microsoft Teams

Microsoft Teams
引用:Microsoft Teams公式サイト

Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)は、チャットや、オンライン会議、ファイル共有、そしてOffice 365アプリケーションとのシームレスな連携を一つのプラットフォームで実現する統合型コラボレーションツールです。

特に、Word、Excel、PowerPointといった日常業務で頻繁に使用されるOffice製品との親和性が非常に高く、ドキュメントの共同編集やスケジュール管理などをTeams内で完結させることが可能です。

【主な機能一覧】

  • チャット (個人、グループ、チームチャネル)
  • オンライン会議 (ビデオ会議、音声会議、画面共有、録画・文字起こし)
  • ファイル共有・共同編集 (OneDrive, SharePoint連携)
  • Office 365アプリ連携 (Word, Excel, PowerPoint, Outlook, Planner等)
  • タスク管理 (Planner, To Do連携)
  • スケジュール管理 (Outlookカレンダー連携)
  • 250以上の外部ビジネスアプリとの連携
  • カスタマイズ可能な背景、Togetherモード、ブレイクアウトルーム
  • ウェビナー開催機能
  • Microsoft Whiteboardによる共同注釈
  • AIによる会議ノート生成機能 (Teams Premium)
  • Microsoft Meshによる3Dアバター会議

【料金体系】

  • Microsoft Teams Essentials:月額599円/ユーザー
  • Microsoft 365 Business Basic:月額899円/ユーザー
  • Microsoft 365 Business Standard:月額1,874円/ユーザー

【おすすめの人】

  • 既にMicrosoft 365を全社的に導入しており、最大限に活用したい人
  • チャット、オンライン会議、ファイル共有、スケジュール管理といった複数の業務機能を一つのツールに集約し、効率化を図りたいと考えている人
  • 部署やプロジェクトごとに専用のワークスペースを設け、集中的かつ安全に情報共有や共同作業を進めたい人
  • リモートワークやハイブリッドワーク環境下で、場所を選ばずにチームメンバーとシームレスな連携を取りたい人

Slack

Slack
引用:Slack公式サイト

Slack(スラック)は、チャンネルベースのコミュニケーションができる、ビジネスチャットツールです。

トピックやプロジェクトごとにチャンネルを作成し、関連するメンバーや情報を集約することで、効率的な情報共有と迅速な意思決定を支援します。最大の特徴は、Google DriveやSalesforce、GitHubなどの外部サービスとの連携機能であり、日々の業務で利用する様々なツールをSlack上で一元的に扱うことが可能です。

【主な機能一覧】

  • チャンネル (トピック・プロジェクト別の情報集約)
  • ダイレクトメッセージ、グループDM
  • スレッド機能
  • 音声・ビデオ会議 (Slackハドルミーティング、画面共有)
  • ファイル共有
  • Slack コネクト (外部組織との連携)
  • ワークフロービルダー (定型業務の自動化)
  • 2,600以上の外部アプリとの連携
  • Slack AI (検索、要約、会話のキャッチアップ支援 ※アドオン)
  • Slack Canvas (ドキュメント共同編集)
  • Slack リスト (タスク管理)
  • 検索機能 (メッセージ、ファイル、会話)
  • リマインダー機能
  • ブックマーク機能
  • カスタム絵文字

【料金体系(月額払いの場合)】

  • フリー:無料
  • プロ:月額1,050円/ユーザー
  • ビジネスプラス:月額1,800円/ユーザー
  • Enterprise Grid:要問い合わせ

【おすすめの人】

  • 複数のプロジェクトやチームを横断的に管理し、情報を整理しながら効率的にコミュニケーションを取りたい人
  • 日常業務で多様な外部ツールを利用しており、それらを一元的に連携させて業務フローを最適化したいと考えている人
  • 定型的な報告業務や承認プロセスなどを自動化し、より創造的な業務に時間を割きたい人
  • エンジニアリングチームや開発部門など、技術的なディスカッションやコード共有を頻繁に行う必要がある人

LINE WORKS

LINE WORKS
引用:LINE WORKS公式サイト

LINE WORKS(ラインワークス)は、多くの人が日常的に利用しているコミュニケーションアプリ「LINE」の使いやすさをそのままに、ビジネスで必要とされる管理機能やセキュリティ機能を強化した「ビジネス版LINE」です。

チャット(トーク)機能に加え、掲示板、カレンダー、タスク管理、アンケート、ファイル共有(Drive)といった多彩な機能を一つのアプリに統合しており、社内外のコミュニケーションと情報共有を円滑に進めることを支援します。

【主な機能一覧】

  • トーク (チャット、スタンプ、既読・未読確認)
  • 掲示板 (社内周知、情報共有)
  • カレンダー (メンバーの予定共有・施設予約)
  • タスク管理
  • アンケート (社内外向け)
  • アドレス帳 (階層型組織アドレス帳)
  • Drive (ファイル共有・管理)
  • メール (アドバンストプラン以上)
  • 音声/ビデオ通話、画面共有
  • LINE連携 (LINEユーザーや他社のLINE WORKSユーザーと接続)
  • 管理者機能 (ユーザー管理、セキュリティ設定、モニタリング)
  • Bot、API連携
  • LINE WORKSラジャー (トランシーバー機能、アドオン)
  • LINE WORKS AiNote (AI議事録作成ツール、アドオン)

【料金体系(年間契約の場合)】

  • フリー:無料(30人まで)
  • スタンダード:月額495円/ユーザー
  • アドバンスト:月額880円/ユーザー

【おすすめの人】

  • 従業員の多くが日常的にLINEを利用しており、新しいツールの導入・教育コストを最小限に抑えたい人
  • オフィス勤務者だけでなく、現場のスタッフやパート・アルバイトとも円滑に情報共有を行いたいと考えている人
  • チャットだけでなく、掲示板やカレンダー、タスク管理といった複数の業務機能を一つのアプリで手軽に利用したい人
  • 外部のLINEユーザー(顧客や取引先など)とも、ビジネスとして安全かつスムーズにコミュニケーションを取りたい人

Chatwork

Chatwork
引用:Chatwork公式サイト

Chatwork(チャットワーク)は、国内利用者数No.1を誇る中小企業向けビジネスチャットツールです。メールや電話に代わる迅速なコミュニケーション手段として、社内外のプロジェクトや日常業務における情報共有、タスク管理を効率化します。

専門的なITスキルや知識がなくても直感的に操作できるシンプルなインターフェースが特徴で、誰でも簡単に利用が可能です。チャット機能に加え、タスク管理、ファイル共有、ビデオ/音声通話といったビジネスに必要な基本機能を備えており、特に社外の取引先とも同じプラットフォームで手軽に連携できる点が多くの企業に支持されています。

【主な機能一覧】

  • チャット (ダイレクトチャット、グループチャット)
  • タスク管理 (依頼、担当者設定、期限設定、完了通知)
  • ファイル共有 (Officeファイル、画像など、プレビュー機能)
  • ビデオ通話/音声通話 (画面共有可能)
  • メッセージ検索機能
  • ユーザー管理 (ユーザー追加・削除、プロフィール・パスワード変更 ※有料プラン)
  • モバイルアプリ対応 (iOS, Android)
  • API連携
  • 通知機能
  • ピン機能 (チャット固定)
  • チャットログ・エクスポート機能 (エンタープライズプラン)

【料金体系(年間契約の場合)】

  • フリー:無料
  • ビジネス:月額770円/ユーザー
  • エンタープライズ:月額1,420円/ユーザー

【おすすめの人】

  • メールや電話中心のコミュニケーションから脱却し、より迅速で効率的な情報共有手段を求めている人
  • ITツールの操作に不慣れなメンバーが多く、誰でも簡単に使えるシンプルなチャットツールを導入したいと考えている人
  • 社内の連絡だけでなく、社外の取引先や協力会社とも同じプラットフォームでスムーズに連携を取りたい人
  • チャット上での依頼事項をタスクとして管理し、業務の抜け漏れを防ぎたい人

TUNAG

TUNAG
引用:TUNAG公式サイト

TUNAG(ツナグ)は、企業の組織課題解決とエンゲージメント向上を目的としたクラウドサービスです。

社内SNSとしての情報共有機能に加え、社内制度の運用・浸透、サンクスカードによる称賛文化の醸成、従業員満足度調査、ワークフロー、チャットなど、多岐にわたる機能を一つのプラットフォームで提供します。

【主な機能一覧】

  • 社内SNS機能 (タイムライン投稿、コメント、リアクション)
  • 社内制度運用 (ノーコードでの施策設計・実行)
  • サンクスカード・ピアボーナス機能
  • 社内チャット機能 (TUNAGチャット)
  • 掲示板機能
  • ワークフロー機能
  • 日報・週報機能
  • 社員プロフィール
  • 組織状態の可視化・分析 (利用データ、属性データ連携)
  • 離職兆候の検知 (パルスサーベイ、利用データ分析)
  • 福利厚生案内・申請
  • マニュアル管理
  • 社内アンケート、社内テスト
  • スマホアプリ対応
  • オリジナルIDでのアカウント発行 (社用メールアドレス不要)

【料金体系】

  • 要問い合わせ

【おすすめの人】

  • 従業員のエンゲージメントを高め、離職率の低下や定着率の向上を目指したい人
  • 企業理念やバリューを社員に浸透させ、組織としての一体感を醸成したいと考えている人
  • 社内コミュニケーションを活性化させたいが、単なるチャットツール以上の多角的なアプローチを求めている人
  • 社内制度や福利厚生の運用をデジタル化し、従業員がより利用しやすい環境を整備したい人

WowTalk

Wow Talk
引用:WowTalk公式サイト

WowTalk(ワウトーク)は、キングソフト株式会社が開発・提供する国産のビジネスチャット・社内SNSツールです。LINEのような直感的でシンプルな操作性にこだわり、ITリテラシーを問わず誰でも簡単に利用できる点が特徴です。

チャット、掲示板、無料通話、タスク管理といった基本機能に加え、大規模自然言語モデル「ChatGPT」を活用した「WowTalk AI」による社内FAQ対応、スマートフォンをトランシーバーのように使える「プッシュトゥトーク」といったユニークな機能も搭載しています。

【主な機能一覧】

  • チャット (トーク、グループチャット、既読/未読確認)
  • WowTalk AI (ChatGPT活用、社内FAQ対応)
  • 共有 (掲示板、タイムライン、アンケート)
  • 無料通話 (音声/ビデオ通話、複数通話)
  • タスク管理
  • 日報機能
  • 安否確認機能
  • 匿名相談機能
  • サンクス機能
  • プッシュトゥトーク機能
  • ファイル共有 (画像、ドキュメント等)
  • パーティション機能 (ユーザー単位の機能カスタマイズ)
  • セキュリティ機能 (端末制限、IPアドレス制限、パスワードポリシー等)
  • 外部サービス連携 (オプション)
  • 多言語対応 (日本語、中国語、英語)

【料金体系】

  • シンプル:月額360円/ID
  • スタンダード:月額500円/ID
  • カスタマイズ:要問い合わせ

【おすすめの人】

  • LINEのような馴染みやすい操作性で、ITツールに不慣れな従業員でも簡単に使えるチャットツールを求めている人
  • チャット機能だけでなく、社内FAQの自動化 (WowTalk AI) や現場向けのトランシーバー機能 (プッシュトゥトーク) など、特定の業務効率化に繋がる機能に関心がある人
  • アルバイトや契約社員など多様な雇用形態の従業員が在籍しており、役職や立場に応じて利用できる機能を細かく制御したいと考えている人
  • 国産ツールならではの日本語サポートと、比較的リーズナブルな価格でビジネスチャットを導入したい人

Microsoft Viva Engage(旧:Yammer)

Microsoft Viva Engage
引用:Microsoft Viva Engage公式サイト

Microsoft Viva Engage(マイクロソフトヴィヴァエンゲージ)は、Microsoft 365およびMicrosoft Teamsに統合された従業員コミュニケーションプラットフォームです。組織内の誰もがコミュニティや会話を通じてつながり、知識やアイデアを共有し、企業文化を育むことを目的としています。

リーダーからのメッセージ発信、従業員同士の気軽な交流、関心事に基づくコミュニティ形成、Q&Aセッションなどを支援する機能を備えています。特に、Microsoft Vivaスイートの一部として、従業員エクスペリエンス全体の向上を目指すソリューションの中で、エンゲージメントとコミュニティ形成の中核を担うツールと言えるでしょう。

【主な機能一覧】

  • コミュニティ作成・参加 (関心事、部署、プロジェクト等)
  • フィード形式での投稿・会話 (テキスト、画像、動画、ファイル共有)
  • ストーリーライン (個人の活動や近況報告)
  • お知らせ機能 (重要情報の配信)
  • Q&A機能、投票機能、称賛機能
  • バーチャルイベント開催機能 (タウンホール、AMAセッション)
  • リーダーシップコーナー (リーダーからの発信集約)
  • Vivaでの回答 (AIを活用したエキスパート検索、知識共有)
  • キャンペーン機能 (従業員エンゲージメント施策)
  • エンゲージメント分析機能 (コミュニティ、イベント、会話の分析)
  • Copilot in Viva Engage (AIによる投稿生成支援など ※近日公開)
  • Microsoft Teamsとの統合

【料金体系(年間契約の場合)】

  • Microsoft Viva 従業員コミュニケーションとコミュニティ:月額299円/ユーザー
  • Microsoft Viva スイート:月額1,799円/ユーザー

【おすすめの人】

  • 既にMicrosoft 365を全社的に活用しており、従業員エンゲージメントや組織内コミュニケーションのさらなる活性化を目指したい人
  • リーダー層からのメッセージ発信やビジョン共有を効果的に行い、組織の一体感を高めたいと考えている人
  • 部門や役職を超えたオープンなコミュニティを形成し、知識の共有やイノベーション創出を促進したい人
  • 従業員の声を収集し、データに基づいて組織文化の改善やエンゲージメント向上施策を検討したい人事・経営企画担当者

kintone

kintone
引用:kintone(キントーン)公式サイト

kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供する、プログラミングの知識がなくても自社の業務に合わせたシステム(アプリ)を簡単に作成できるクラウド型の業務改善プラットフォームです。

顧客管理や、案件管理、日報、問い合わせ管理、タスク管理など、Excelや紙、メールで行っていたアナログな業務をデジタル化し、情報共有の効率化、業務プロセスの見える化、そしてチームの生産性向上を実現します。

【主な機能一覧】

  • 業務アプリ作成機能 (ドラッグ&ドロップ操作、Excel/CSVファイルからのアプリ作成)
  • データベース機能 (データの一元管理、検索、絞り込み、ソート)
  • コミュニケーション機能 (レコードへのコメント、メンション、通知)
  • プロセス管理機能 (ワークフロー設定、進捗状況の可視化)
  • スペース機能 (チームやプロジェクトごとの情報共有ポータル作成)
  • アクセス権限設定 (アプリ、レコード、フィールド単位での詳細設定)
  • グラフ・レポート機能 (データの集計・可視化)
  • リマインダー通知機能
  • モバイル対応 (スマートフォン、タブレットからのアクセス・操作)
  • API連携・プラグインによる機能拡張 (スタンダードコース以上)

【料金体系】

  • ライトコース:月額1,100円/1ユーザー
  • スタンダードコース:月額1,980円/1ユーザー
  • ワイドコース:月額:3,300円/1ユーザー

【おすすめの人】

  • プログラミングの知識はないが、自社の業務に合わせて手軽に業務システムを開発・改修したいる人
  • Excelや紙ベースでの情報管理に限界を感じ、散在する情報を一元化して業務効率を大幅に向上させたい人
  • 部署やチームに閉じた情報共有ではなく、全社的な情報共有基盤を構築し、部門横断的な連携を強化したい人
  • 状況の変化に合わせて、迅速かつ柔軟に業務プロセスを見直し、改善していきたいと考えている人

Beat Shuffle

Beat Shuffle
引用:Beat Shuffle公式サイト

Beat Shuffle(ビートシャッフル)は、株式会社Beat Communicationが提供する、社内SNSとビジネスチャット機能を融合させたコミュニケーションプラットフォームです。社内SNSをパッケージ販売したパイオニアとして、大手企業を中心に豊富な導入実績を誇ります。

コミュニティ機能、Q&A、ニュースフィードなどを通じて組織内の情報共有を円滑にし、ナレッジの蓄積・活用を促進。導入前後のコンサルティングサービスも充実しており、企業の課題に合わせたKPI設定から運用支援、効果分析までトータルでサポートすることで、社内SNSの定着と成果創出を目指します。

【主な機能一覧】

  • コミュニティ機能 (部署・プロジェクト別グループ作成)
  • ニュースフィード (関連情報一覧表示)
  • Q&A機能 (知識・経験共有)
  • 日記機能 (ブログ形式での気づき・アイデア投稿)
  • Beat Messenger (ビジネスチャットアプリ: トーク、既読、スタンプ等)
  • メンション機能
  • いいね機能
  • 既読/未読確認機能
  • ファイル共有
  • 外部ユーザー招待機能 (取引先、内定者など)
  • 検索機能 (横断検索、コミュニティ内検索、プロフィール検索)
  • 利用状況分析、テキスト解析、ネットワーク分析
  • 管理機能 (ユーザー登録、セキュリティ設定、機能名称・デザイン変更)

【料金体系】

  • ビジネス:月額540円/ユーザー
  • エンタープライズ:月額1,200円/ユーザー

【おすすめの人】

  • 社内SNSの導入から定着、効果測定まで、専門家による一貫したコンサルティングサポートを求めている人
  • ITリテラシーにばらつきがある組織でも、誰でも簡単に使える直感的なインターフェースのツールを導入したいと考えている人
  • チャットによるリアルタイムな情報交換と、コミュニティによるストック型の情報蓄積の両方をバランス良く活用したい人
  • 大手企業での豊富な導入実績があり、セキュリティ面でも信頼性の高い社内SNSを探している人

gamba!

gamba!
引用:gamba!公式サイト

gamba!(ガンバ)は、日報の作成・共有・活用に特化した社内SNS型の日報アプリです。単に日報を提出するだけでなく、日報を通じてチーム内のコミュニケーションを活性化し、目標達成を支援することを目的としています。

日々の活動量をグラフで可視化するKPI管理機能や、業種・職種に合わせた日報テンプレート、日報へのコメントや「いいね!」によるフィードバック機能などを備えています。

【主な機能一覧】

  • 日報作成・共有機能 (テンプレート設定可能)
  • KPI管理機能 (目標設定、進捗グラフ化)
  • コメント・いいね!機能
  • 足あと機能 (閲覧確認)
  • タイムライン形式での日報閲覧
  • ファイル添付機能
  • Googleカレンダー連携
  • スマートフォンアプリ対応 (iOS, Android)
  • チャット機能 (SNS様式)
  • 既読機能
  • グループ機能

【料金体系】

  • 年間割引プラン:月額898円/ユーザー
  • 月額プラン:月額1,078円/ユーザー

【おすすめの人】

  • 日報の提出・共有・管理を効率化し、日報から得られる情報をチームの成長や業績向上に繋げたい人
  • 営業チームなど、日々の活動量や目標達成度を可視化し、メンバーのモチベーション向上と
  • PDCAサイクルの定着を図りたいと考えている人
  • 日報へのフィードバックを通じて、上司と部下、あるいはメンバー間のコミュニケーションを活性化させたい人
  • 紙やExcelでの日報管理から脱却し、より手軽で継続しやすい日報システムを導入したい人

nanoty

nanoty
引用:nanoty公式サイト

nanoty(ナノティ)は、AI(ChatGPT連携)を搭載した日報管理システムです。日報の作成・共有といった基本機能に加え、プロジェクトや顧客別の業務時間集計、タスク管理、掲示板による情報共有、サンクスポイントといった多彩な機能を備えています。

特に、業界初とされるChatGPT連携により、「業務の見える化」を強力に支援し、日報データから新たな気づきや改善点を発見することを可能にします。シンプルな操作性とスマートフォン対応により、場所を選ばず手軽に利用でき、日報を起点としたコミュニケーション活性化と組織の成長を目指す企業に適したツールです。

【主な機能一覧】

  • 日報の登録・閲覧 (テンプレート活用、過去日報検索)
  • AI搭載 (ChatGPT連携による業務の見える化支援)
  • コミュニケーション機能 (いいね!スタンプ、コメント)
  • 業務時間集計 (プロジェクト・顧客別、グラフ表示)
  • 社内情報共有 (掲示板機能、閲覧権限設定)
  • タスク管理 (自身のタスク、他者への依頼)
  • サンクスポイント機能
  • スマートフォンアプリ対応 (iOS, Android、音声認識入力)
  • Google連携

【料金体系】

    • SMALL:月額13,200円/社(20名まで)
    • MEDIUM:月額28,600円/社(50名まで)
    • LARGE:月額55,000円/社(100名まで)

※101名以上での利用は要問い合わせ

【おすすめの人】

  • 日報データを単なる報告に終わらせず、AIを活用して業務改善や新たな気づきを得たいと考えている人
  • プロジェクトごとや顧客ごとの作業時間を正確に把握し、業務負荷の平準化や生産性向上に繋げたい人
  • 日報を通じて社員間のコミュニケーションを活性化させ、感謝の気持ちを伝え合う文化を醸成したい人
  • シンプルで使いやすく、かつカスタマイズ性も備えた日報管理システムを求めている人

Qiita:Team

Qiita:Team
引用:Qiita:Team公式サイト

Qiita:Team(キータチーム)は、日本最大級のエンジニアコミュニティ「Qiita」から生まれた、情報共有とナレッジ蓄積に特化した社内向けツールです。Markdown記法に対応したシンプルで書きやすいエディタ、柔軟なグループ管理、テンプレート機能、そしてSlackやChatworkなど外部サービスとの連携機能を備えています。

特にエンジニアにとって馴染み深いUI/UXと、技術情報やノウハウ、議事録、日報といった多様な情報を整理・共有しやすい点が特徴です。これにより、情報の属人化を防ぎ、組織全体の知識レベル向上と開発効率のアップを支援します。

【主な機能一覧】

  • 記事作成・編集機能 (Markdown対応、入力補助、ショートカット)
  • グループ管理 (チーム・プロジェクト単位での情報整理)
  • テンプレート機能 (日報、議事録などカスタマイズ可能)
  • コメント・リアクション機能
  • 編集リクエスト機能 (共同編集支援)
  • ファイル添付機能
  • 全文検索機能
  • 外部サービス連携 (Slack, Chatwork等Webhook対応サービス)
  • 共有リンク機能 (社外への限定的な情報共有)
  • 日報管理機能
  • アクセス権限設定 (記事単位)
  • 2段階認証、SSO/SAML認証

【料金体系】

  • Personal:月額500円/ユーザー
  • Micro:月額1,520円/ユーザー
  • Small:月額4,900円/ユーザー
  • Medium:月額7,050円/ユーザー
  • Extra:要問い合わせ

【おすすめの人】

  • エンジニアや開発者が多く在籍し、技術情報やノウハウ、設計ドキュメントなどを効率的に共有・蓄積したい人
  • Markdownでのドキュメント作成に慣れており、シンプルで書きやすい情報共有ツールを求めている人
  • 情報の属人化を防ぎ、チーム全体の知識レベルを向上させたいと考えているプロジェクトリーダーやマネージャー
  • 日報や議事録など、定型的なドキュメントの作成と共有を効率化し、形式を統一したい人

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社内SNSを活用するメリット

社内SNSを活用するメリット

 

社内SNSを活用するメリットは、大きく分けて3つあります。

  • 部署横断のコミュニケーションが生まれやすい
  • 情報共有が効率化できる
  • いつでもどこでもコミュニケーションがとれる

社内コミュニケーションや情報伝達の不足で「業務の進行が遅れがち」「従業員が育たない」などの課題がある場合、社内SNSの活用で課題を解消できる可能性があります。

>関連記事:社内SNS導入の前に知っておくべきメリットとデメリット

部署横断のコミュニケーションが生まれやすい

メールや電話では、所属する部署の従業員同士でのコミュニケーションに限定されがちですが、社内SNSであれば、部署を越えたコミュニケーションが可能となるため、さまざまな視点からのアイデアが生まれるというメリットがあります。

また、普段あまり接触することのない従業員同士がコミュニケーションを取ることで、組織としての一体感が生まれることにもつながるでしょう。

情報共有が効率化できる

メールで情報共有する場合、共有したい相手のメールアドレスをすべて入力したり、必要に応じて複数のメーリングリストを作成したりする必要があるため、その分の手間と時間がかかってしまいます。また、メールのやり取りが多いと埋もれてしまい、見てほしい人に見てもらえないということにもなりかねません。

しかし、社内SNSなら、グループ全体にスムーズに情報を共有できます。とくに閲覧してほしい相手がいるのであれば、個人宛に情報を発信できるため、情報共有の効率化が可能です。ほかの情報に埋もれてしまうことも少なくなります。

いつでもどこでもコミュニケーションがとれる

一般的には、さまざまなデバイスで社内SNSにアクセスできるため、いつでもどこでもコミュニケーションがとれることもメリットです。

移動時間に連絡を取れるうえ、万が一重要な情報を共有し忘れてしまったとしても、気づいたときにすぐ連絡ができます。

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社内SNSのデメリットと注意点

社内SNSには、5つのデメリットがあります。

  • 導入・運営・管理にコストがかかる
  • コストに対して成果を定量的に把握することが困難である
  • セキュリティ機能があるが、情報の漏えいリスクをゼロにすることは厳しい
  • 運用によっては従業員が利用に疲れて利用されなくなるリスクがある
  • よく利用する従業員とあまり利用しない従業員に分かれる

これらのデメリットは、運用方法で解決できる場合もありますが、導入前に注意点として認識し、対策を想定しておくことでスムーズに、かつ効果的に回避できます。

>関連記事:社内SNSの導入に失敗する理由と成功のポイント

社内SNSを成功させるポイント

社内SNSは、利用が定着してはじめて成功といえます。そのためには、次の2つのポイントが重要です。

  • 運用ルールを決める
  • 管理チームを作る

これらは、社内SNSのデメリットの対策としても有効です。社内SNSの導入とともに運用ルールや管理チームを決め、定着までスムーズに進めましょう。

>関連記事:社内SNSの利用率はどれぐらい?向上させるポイントと効果も解説

運用ルールを決める

運用ルールを決めるときは、以下のポイントを押さえることが大切です。

  • 導入目的を明確にし、目的に合ったルールにする
  • 企業全体、部署、チームごとに一体感を持って運用できるルールにする
  • 発言に対する否定は少なくし、できるだけポジティブに活用されるルールにする
  • 既存ツールと併用する場合は、使い分けをルールで明確にする
  • 社内SNSの運用を担当するチームを作り、チームの役割をルール化する
  • グループメンバー設定の権限をルールで明確にする
  • ファイル共有はアクセス権限の設定など基本的なルールを決める
  • 管理職が率先して利用しなければならないルールにする
  • タスク管理・スケジュール管理機能の使い方のルールを決める

このとき、自由な投稿を強制するルールは、SNS疲れの原因となるため控えましょう。

管理チームを作る

社内SNSによるコミュニケーションを活性化させるには、運用ルールを決めるだけではなく、社内SNSの運用を担当するチームを作り、チームの役割をルール化することが必要です。

管理チームは、社内SNSの運用状況をモニターし、必要に応じてルールの改善や利用を推進する対策を実施するなどの管理方法を定めて実行します。

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社内SNSの成功事例

ここでは、社内SNSの成功事例を3つ紹介します。

  • 事例1. コミュニケーション手段を一気に社内SNSに統一し業務効率化を達成
  • 事例2. 経営悪化の原因のひとつである顧客の不満を社内SNSで解決して倒産危機を回避
  • 事例3. 新入従業員のフォローアップに社内SNSを活用し早期戦力化・労働意欲向上を実現

自社における社内SNSの活用イメージを描く際の参考にしてみてください。

>関連記事:社内SNS活用事例から見る導入成功のポイント

事例1. コミュニケーション手段を一気に社内SNSに統一し業務効率化を達成

ある証券会社は、社内での情報共有の効率化を目的に社内SNSの活用を開始。

この証券会社が社内SNSで成果を上げた最大の要因は、一部の部署で試験的に導入し、その部署ではメールを全面的に禁止し、コミュニケーション手段を社内SNSに限定したことです。

メールよりも手軽に情報共有が行われるようになったことで、情報共有が大半の目的であった会議時間を従来の10分の1にまで削減。さらに、これまでは当事者のレベルだけで共有していた小規模トラブルも、社内SNSを使い、部署全体で共有。

これにより、深刻なトラブルに発展した際にも情報の行き違いがなくなり、短時間でのトラブル解決を実現しました。

ここでの社内SNS導入成功のポイントは、導入目的が明確だったことはもちろん、中途半端に導入するのではなく、それまでの業務の進め方を一気に変えて、社内SNSに集約したことです。

いきなり一気に全社展開を行うと混乱が生じてしまう可能性がありますが、一部の部署で試験的に導入することでこれを回避。成果を確認して、利用範囲を拡大していったことも導入成功の要因です。

事例2. 経営悪化の原因のひとつである顧客の不満を社内SNSで解決して倒産危機を回避

古い歴史を持つ温泉旅館では、サービス係とフロント間での情報共有が不十分なことから、宿泊客の要望をスピーディーに共有できず、クレームが増加していました。そうしたことも一因となり、倒産の危機に直面していたのです。

そこで、従業員同士の連携不足解消を目的に社内SNSを導入。しかし、単純に導入しただけでは、一部の従業員しか利用しないこともあり、2つの施策を実施しました。

1つは投稿制限の拡大です。宿泊客からの要望、販促のアイデア、従業員同士の伝達事項など業務に関するあらゆる投稿をOKにすることで敷居を下げ、日常的なツールとして活用を進めました。

もう1つは表彰制度を設けたことです。社内SNSの利用頻度が高い従業員を表彰することで、より多くの投稿が集まり、当初の目的である情報伝達不足解消に大きく貢献しました。

事例3. 新入従業員のフォローアップに社内SNSを活用し早期戦力化・労働意欲向上を実現

ある小売業者は、トップダウンだけではなくボトムアップによる情報伝達、共有を目的に社内SNSを導入しました。これにより、自社の商品が雑誌や新聞などメディアに紹介されるとき、広報担当が発売される前にその記事をスキャンして情報を伝えることが可能です。

各店舗は、この情報によって雑誌や新聞を見た顧客からの質問などに的確で早い対応ができるようになりました。

また、単純な情報共有だけではなく、新入従業員同士のコミュニティグループに新人研修担当の従業員も加えて、新入従業員の日々の悩みや業務への不安に対するフォローできるようになったのです。新入従業員の早期戦力化やモチベーションアップにつながっています。

この小売業者が社内SNS導入に成功したポイントは、グループ機能の効果的な活用です。

チームや部署、プロジェクト単位でグループを作るのが一般的ですが、広報部門と実際に商品を販売する店舗、同期の新入従業員と新人研修担当者など、部署やチームの垣根をこえたグループを構築しました。

これにより、横断的な情報共有が実現し、単純な情報共有以上の効果を実現できています。

社内SNSを通じてコミュニケーションを活性化させよう!

社内SNSは、社員同士のコミュニケーションを円滑にする有効なツールです。コストがかかるものの、組織の一体感を醸成して新しいアイデアを生み出せるという大きなメリットがあります。

活発なコミュニケーションを作り出し、全社で企業の利益を向上させたいという場合に最適なツールといえるでしょう。

社内SNSを導入する際は、メリットとデメリットを理解したうえで、目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。

コミュニケーションの活性化のほか、社内情報やナレッジの蓄積・共有を効率化したい企業さまは「NotePM」をご検討ください。強力な検索機能を持つ「NotePM」は、ツール内に投稿された情報から、欲しい情報を見つけて業務に役立てることが可能です。

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